なぜ品詞と文型なのか?

日本語と違い、英語は配置の言語(これは、大西泰斗先生がおっしゃっています)。どこにどの語を置くかが全て。ガッチリとした型があり、そこに語をポンポンとはめ込んでいくような言語です。ですので、日本語を話しているときの脳を変換して英語モードにする必要があります。英語は主語、述語、目的語などの並び順を崩さない言語です。

 

英語を読むとき、聞くとき、この語順のルール(文型)に沿って理解することが、英語をその語順通りに理解するということです。そして、この裏返しが、英語を話す、書くです。この時にも同じ頭の使い方をします。

 

受信にも発信にも各語を正しい位置に置くための重要な役割を果たすのが品詞です。文法内容の説明も品詞と文型で行います。これが徹底されると、文の構造も自分で見抜けるようになり、読解、聞き取りにたいへん役立ちます。